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当事務所は、5周年を迎えました。
桜が満開の令和4年4月1日
当事務所は、本日、独立開業から5周年を迎えました。
無事に5周年を迎えることができたのは、当事務所の依頼者をはじめ、関係いただいたすべての皆様、そして家族のおかげ、とあらためて感謝いたします。
独立前の約10年間の勤務時代をあわせると、司法書士としての登録からは、16年目となります。
年齢的にはまだまだ若手ですが、業界歴はそれなりの年数になってきました。
これまでの自分自身の業務経験を振り返ると、
不動産登記(売買、新築、贈与、相続、担保の設定、抹消など)や、
会社・法人登記(設立、役員変更、その他)を軸としながらも、
債権回収、物損交通事故など140万円以下の民事事件の交渉、訴訟代理
各種財産管理人の選任申立や相続放棄、強制執行など裁判所に提出する書類の作成
自己破産、個人再生、任意整理、過払い請求などの債務整理
成年後見の申立てや後見人などへの就任等々、
勤務時代に、様々な分野で、それなりの実務経験を積んで来たつもりでいましたが、
独立後も初めて経験するような案件ばかりで、
あらためてこの仕事の奥深さ、面白さを日々感じています。
司法書士だけの力で解決できないときは、弁護士、税理士、土地家屋調査士、行政書士など他の士業との連携も必要になり、
仕事を通じて信頼できる他の業種とのネットワークができることで、さらに取り組める仕事の幅が広がり、自分自身の成長につながっています。
最近は、「相続」「債務整理」など、特定の分野に専門特化し、インターネットで集客を図るビジネスモデルが流行っているようです。
それ自体効果があることも存じておりますし、
特に私のように本職が1名の小規模事務所においては、取り扱う分野を「絞る」というのが、効率がよく、差別化につながるというのもわかります。
それでも、私は、まだまだ特定の分野に絞らず、
勤務時代に培った実務経験をもとに、これからも様々な分野の仕事にチャレンジし続けたいと思っています。
私を育てていただいた勤務時代の所長のように、
地域の人、地域の会社の「身近な法律相談の受け皿」として、
これからも日々、研鑽を積んでいきたいと思っています。
それでは、6年目もよろしくお願いします。