不動産登記(根・抵当権設定)
土地や建物(=不動産)を購入するために住宅ローンを組む場合や、自分が所有する不動産を担保に事業資金の融資を受けるような場合は、金融機関がその不動産に対して担保権(=抵当権や根抵当権)の設定の登記を行います。
<抵当権設定登記の際の一般的な必要書類>
①その不動産の権利証(登記済証又は登記識別情報)
②印鑑証明書(3ヶ月以内)
③実印
④本人確認資料(免許証や被保険者証など)
<手続き費用の目安>
設定額 | 報酬 | 登録免許税 |
1000万円まで | 2,5000円〜 | 設定額×4/1000 (住宅用家屋の場合、1/1000) |
2000万円まで | 3,0000円〜 | |
3000万円まで | 3,5000円〜 | |
5000万円まで | 4,0000円〜 | |
1億円まで | 5,0000円〜 |
<その他費用> ※事案に応じて
1.加算報酬
(1)設定する不動産が1個増えるごとに500円加算
(2)共同根抵当権の場合は8,000円加算
(3)1億円を超える場合、1億円をこえるごとに8,000円加算
2.権利証を紛失している場合
本人確認情報の作成が必要になり、必ずご本人との面談が必要になります。
別途費用が発生することがあります。
3.登記事項証明書(いわゆる「登記簿謄本」)
登記完了後、登記されたことの証明として取得します。
1件 1000円(別に1通ごと500円の実費)
4.事前調査のため、登記情報サービスを利用し、物件情報を閲覧します
1通 500円
正式にご依頼を頂く前の登記費用の見積は無料で作成しておりますので、お気軽にご相談ください。
なお、一般的には以下①~③について、ご準備・ご確認の上でお問い合わせいただくとスムーズです。
①担保設定予定不動産の登記事項証明書(その他所在地番などがわかるもの)
②融資予定金額
③住宅ローンの場合、購入する建物が居住用か否か
④お金を借りる人と担保提供者の関係(自己所有、親子、会社と代表者など)
<その他注意事項>
設定者(不動産の所有者)の住所や氏名が登記簿上と異なる場合、前提として先に住所氏名の変更登記が必要になります。